令和六年 清明日本刀鍛錬場 初火祭・安全祈願祭
皆様、こんにちは。
はじめに、令和6年能登半島地震・羽田空港での航空機事故により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表すとともに、ご遺族の皆様、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災者の救済と被災地の復興支援の為に尽力されている方々に深く敬意を表します。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
令和6年1月14日に新名刀匠(刀匠名:平 清明)の鍛錬場「清明日本刀鍛錬場」において初火祭・安全祈願祭が行われました。
午前9時半より新名刀匠の火起こしの槌の音で儀式が始まりました。
初めは小さな火が段々大きく力強い炎となり、その炎の力を借りて人の力で刀が出来上がる様子は神聖な気持ちになると同時に、ものづくりの原点を感じました。
斬士の方々の演武は洗練された所作と研ぎ澄まされた刀の太刀筋と残像が一体となってとても美しく、まさしく斬士と刀職者の技術の融合でした。
公開鍛錬では火床から勢いよく噴き出す炎と火の粉、真っ赤になった鉄、それを大槌で何度も叩く鍛錬場は冬を忘れさせるほど暑く、熱気に包まれていました。
刀とは様々な技術の集合体であり、それらを完成させるために古来から先人達も数多くの努力と時間をかけて作り上げてきました。現代においてその技術を拝見させていただく事はとても貴重な事です。
この度は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
関係者の皆様、お疲れさまでした。
最後になりましたが、皆様、今年も一年宜しくお願い致します。