2024年10月14日 目釘 作り
10月になり、やっと朝晩涼しくなってきました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
10月の大分支部 勉強会は「 目釘 作り 」でした。
講師は刀職の新名理事です。
目釘作りのレクチャー後、各々制作に取り掛かります。
小刀で大まかに削り、ヤスリを使って柄と茎の目釘穴に合うサイズに削っていきます。太すぎると入らず、細すぎるとスカスカになってしまいますので、皆さん目釘穴のサイズを確認しながら、慎重に削り出す作業を行なっていました。
右側が元から拵えについていた目釘、左側が今回作成途中の目釘になります。大分形と太さが合ってきました。
ちょうど良い太さになったら、柄の幅に合わせて切断します。白鞘なら細い方が0.5〜1mmぐらい出る程度、拵えは細い方が出ない長さに調整します。
最後にヤスリで切断面の角を取り、形を整えたら完成です。
自慢の刀剣にぴったりの「目釘」ができましたでしょうか?
参加された皆様、お疲れ様でした。